入校案内


はじめに

登校拒否、無気力、非行、家庭内暴力など、近年急増している子供の異常行動は、「脳の機能低下」が原因です。ただし、ここでいう脳は、言語、芸術、科学など高度な精神機能を司る大脳のことではなく、もっと原始的な(従って、より基礎的で重要な)「脳幹」と呼ばれる部分を指します。従って、問題児たちは、いわゆる精神異常ではありません。

脳幹は、生命維持に関わる事柄(血液、呼吸、免疫など)や、感情のもとになる生理活動(情動)をコントロールする非常に大切な部分で、「生命の脳」とも呼ばれています。この脳幹の機能が衰えれば、生体の恒常性を保つ力や外敵から身を守る免疫機能などが衰え、アレルギー性疾患(喘息、アトピーなど)になったり、無気力になったり、粗暴になったりします。その大半が神経症的行動異常であり、時として、精神分裂病に似た行動をすることもあります。

戸塚ヨットスクールは、ヨットやウインドサーフィンなど、洋上で原始的な状況に直面せざるえをえない訓練を課すことによって、この脳幹に適度な刺激を与え、衰えた機能を回復させる訓練を行います。戸塚ヨットのことを、マスコミは「体罰とスパルタで子供をしごく所」としか報道しませんが、ヨット訓練には、脳のトレーニングという重要な意味があります。周囲の思いやりや、薬・カウンセリングなどで治るものであれば、日本の教育荒廃はとっくに解決しているでしょう。

合宿中は、原則として毎日、ウインドサーフィンに乗ります(月曜日は休み)。訓練内容は本人の状態や体力に見合ったものとなるように配慮しています。しかし、嫌なことから逃げるクセのついた子供(大半がそうです)は、色々な口実をつけて、あるいは実に巧妙なウソをついて逃げようとします。これは「自分で行動しなければ何事もなしえない」という状態を非常につらく感じるからです。

このため、入校後は、ほとんどの生徒が脱走を試みます。そのことを予め承知しておかないと、子供のウソに幻惑されて家に入れてしまい、失敗します。一時的に良くなったように見えても、数週間程度の訓練では、必ず逆戻りします。

 (1)肉体的な強さを高めて健康を回復させる
 (2)精神的な強さを養う
 (3)集団生活を通じて社会性を養う

というステップを経て、「まともな」人間へと成長します。
ご家族は、ヨットスクールを信頼し、その指示に従って下さい。目先の安楽を得るのでなく、生涯の安心をつかみとるのだ、という心構えで臨んで下さい。

 

入校手続き

入校案内 
「戸塚ヨットスクール合宿所」にご連絡頂き、【入校案内】(パンフレット、書籍『敵は脳幹にあり』他、¥1,500)をご請求ください。

面 接 
【入校案内】を熟読された後、面接を受けて下さい。(父兄のみで結構です。本人を連れてくる必要はありません。) 面接は、ご足労ですが直接戸塚ヨットスクール合宿所までお越しください。 合宿所にて、コーチと面接をしていただきます。

期 間 
約1年間。入校後の本人の変化は、ビデオや面談などにより随時お知らせします。卒業は本人の状態を見てスクールが判断します。

入校金
300万円(別途消費税)。入校前に入金して頂きます。

期間が1年を越えても追加費用は一切ありません。また、卒業後も、合宿やキャンプに参加することができます。

何が原因で異常行動が起きているのか、そして、何をすれば良くなるのか、そのために親は何をすべきなのか、といったことを充分納得してから入校手続きをして下さい。また、入校してから予想される脱走やウソなどについても、セミナー、個別面談などを利用して、理由と対策をよく理解しておいて下さい。

入校時預かり金
20万円(税込)。健康診断、個人的な消耗品(ウエットスーツ、ブーツ等)購入のための預り金。 入校当日、持参して下さい。

生活費
15万円(別途消費税)

迎え
入校生を家からスクールまで移送することは、原則として行いません。ご家族や親戚、知人の力を借りて連れて来て下さい。具体的なやり方については、個別相談の時にお知らせします。どうしても無理な場合、警備会社等に依頼することもできます。詳細は、別途ご相談下さい。

戸塚ヨットスクール合宿所
〒470-2403 愛知県知多郡美浜町大字北方宮東70-1
TEL/FAX 0569-82-3679
info@totsuka-school.jp
 
※年齢制限はありませんが、早ければ早いほど良い結果が期待できます。特に、小・中学生。「そのうち何とかなる」と先延ばしせず、早めにご相談下さい。面接のお申し込みは、「戸塚ヨットスクール合宿所」までご連絡下さい。

ケーススタディ


ケース1:S君(19)<無気力、家庭内暴力>
予備校に通っていたが、受験ノイローゼになり、家に引きこもる。溜まったものを発散するかのように、家の中の物を壊し始める。両親の手におえなくなって、平成9年12月、ガードマンに付き添われて入校。入校直後、脱走を試みるがすぐに警察に保護された。以後、非常にまじめに訓練を受けるようになり、やがてコーチ・他の生徒の信頼を厚く受ける。ウインドサーフィンもかなり上達。平成11年1月にスクールを卒業。歯科技工士の専門学校を経て、平成13年春就職。

ケース2:Y君(中3)<非行>
小学校時代はとてもいい子だった。中2になって急に不良グループとのつながりが深まり、家出を繰り返すようになる。見かねた両親と親戚に付き添われ、平成11年10月入校。とにかく"軽い"人間で、3度も脱走を試みる。近くの運送業者に取り入ってお金をもらったり、自転車を盗んだりするが、3度とも合宿所からそう遠くない所で保護された。半年後くらいからやる気を出し、卒業前にはウインドサーフィンの全国大会でも見劣りしないほどの技量となる。平成12年12月卒業。本人の意志とご両親の希望とにより、1年間アルバイト生活。その後改めて高校入試を受け、合格。平成14年4月より高校生となる。

ケース3:N君(小5)<不登校、無気力>
いじめが原因で不登校となり、一時アメリカに渡るが、そこでもいじめられる。平成11年3月、両親に付き添われて入校。親がお金持ちで、自慢話ばかりするため、スクールでも嫌われる。強いものにはこびを売り、弱い者いじめをする。嫌なことがあるとすぐ喘息になる癖があったが、訓練を続けるうちに出なくなった。1度脱走を試み、近所のおばあさんをだまして千円もらう。そのことを他の訓練生に自慢したため、脱走計画が発覚し、失敗した。平成11年8月まで訓練を続けたが、息子を溺愛する父親が引き取りに来てしまう。やっと人間性ができかかってきたところなのに、親のエゴで結局ダメにしてしまった。残念なケースである。


()ホームケア彦島
代表取締役 長富伊佐穂

オーシャンアセットマネジメント(株)
CIO 久富 哲也

   

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